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未来の渋谷はどうなる?

映画や音楽、ファッションなどさまざまなエンタテイメントが集まり、ほかの街にはないオンリーワンの強みをもつ「渋谷」は、まちの特徴を最大限に活かし、渋谷を「日本一訪れたい街」とすることを目指して、いま再開発を進めています!

渋谷周辺再開発が目指すもの

渋谷は、明治期に今のJRや東急電鉄の駅が開業して以来、ターミナル駅として、また映画館やギャラリーを数多く有する文化発信地として栄えてきました。また若者のファッションや文化の情報発信地としての地位も確立しています。

一方、大正時代から移設や増改築が繰り返されてきた駅施設や、1964年の東京オリンピック前後に開業した建築施設は、安全性や利便性の向上が必要となっています。
そこで今、公民連携のもと、まちの強みと特徴を最大限に生かし、渋谷を「日本一訪れたい街」とすることを目指して、再開発を進めています!

渋谷周辺再開発が目指すもの

1

動きやすく、歩きやすく

駅周辺に広がる歩行者デッキ。JR線や国道246号などで分断されたまちを繋ぎ、上下左右に移動しやすくなることで、まちの一体感が強まります。

さらに、JR線ホームと銀座線ホームの移動により、地下化した東横線や副都心線との乗り換えが便利に。立体的な歩行者動線「アーバン・コア」の整備により、多くの交流や、賑わいが感じられる開放的な空間が生まれます。

動きやすく、歩きやすく

2

災害に強い街へ

耐震性の高い大規模ビルに、帰宅困難者の一時滞在施設や防災備蓄倉庫を準備します。また、ゲリラ豪雨にも負けない街を目指し、駅前広場の地下に大規模な雨水貯留槽を整備します。
※東西駅前広場等の都市基盤施設の整備は、渋谷駅街区土地区画整理事業で推進しています

[共同施行者]東急株式会社 独立行政法人都市再生機構
[地権者]東急株式会社 東日本旅客鉄道株式会社 東京地下鉄株式会社
[施行期間]〜2026年度(予定)

災害に強い街へ

3

世界がもっと近づく

国際空港とつながる空港リムジンの発着場となるバスターミナルを駅前に設置。新たに観光案内所もつくっていくなど、国際都市の入り口として、また東京観光の拠点として、外国の方々にとっても、過ごしやすい快適な街づくりをしていきます。

世界がもっと近づく

4

よみがえる渋谷川

かつては、水流豊かな街だった渋谷。その渋谷に、再び水辺がよみがえりました。官民連携により、にぎわい広場や川に水を流す壁泉が渋谷川に整備され、川沿いには遊歩道も誕生。これにより、新しい渋谷のオアシスとなりました。

よみがえる渋谷川

5

Made in Shibuyaを発信

日本の高いクリエイティビティを世界に発信する場、世界のクリエイティビティとつながり、意見交換していく場として、起業家やクリエイターが集まれる施設を駅前に整備。たくさんの人たちがお互いに刺激しあって、新しいものづくりが自然と生まれるような空間づくりをしていきます。

Made in Shibuyaを発信

6

自然エネルギーの活用等による
環境負荷の低減

地球温暖化問題が国際的な課題となるとともに、東京都心部などでは、ヒートアイランド問題が顕在化しており、環境面での先進的な取り組みが必要となっています。渋谷駅周辺開発では、ヒカリエでの自然換気をはじめ、今後は街区間のエネルギー連携や、エネルギー利用状況の情報共有等による総合エネルギー効率の向上や、建築物におけるCO2排出削減のための取組、緑化推進により、環境負荷の低い持続的な都市空間の形成を図ります。各街区では太陽光発電や地域冷暖房施設の導入等時代の最先端の技術を活用することで、建築物の省エネ化・低炭素化に積極的に取り組んでいます。

また、渋谷駅周辺開発間での継続的な環境負荷低減に向けて、運転管理情報の共有化等の連携を行うエリア・エネルギー・マネジメント・システム(AEMS)を導入します。さらに、渋谷駅周辺開発全体で約18,000㎡の緑化を行い、渋谷の谷底にヒートアイランド現象の緩和に寄与するまとまった緑量を確保します。

自然エネルギーの活用等による環境負荷の低減

映像や写真でみる
渋谷周辺再開発

映像や写真でみる渋谷周辺再開発

渋谷のまちの過去・現在・未来を伝える 情報発信基地

Shibuya Info Box

「赤」を基調としたファサードが特徴の「Shibuya Info Box」は、渋谷駅中心地区の未来像を発信するカフェ型情報発信施設として渋谷川沿いに設置していました。
この役割を引き継ぎ、過去から現在まで続く渋谷のまちの変化や、渋谷の未来像など随時お伝えしていきます。

変わりゆく渋谷駅周辺(2014年制作)

鳥瞰で見る未来の渋谷(2017年制作)

ハチ公広場から渋谷駅周辺を歩く(2017年制作)